ぐりぐり日記

鑑賞した映画の感想を気ままに書いています。影響を強めに受けがちです。そんな別の自分になれる感覚が好きです。

アベンジャーズ エンドゲーム ネタバレあり感想

3000億点!!!!!

始めての投稿は最高の映画から始めたいと思います!

 

アベンジャーズ エンドゲーム』

 

まず、心からありがとう

この最高の瞬間に立ち会えたこと、そしておよそ10年を共にしてこれたことをとても幸せに思います😭

 

 

 

ここからはネタバレありで書き殴りますので見てない方は決して見ないで下さい!

 

 

 

 

 

 

 

MCUとの出会いから、最強の終わりへーー』

 M

 

最初はアイアンマンを弟から勧められて観たら、お~結構いけるじゃん!くらいの感想だったのが、まさかこんなでかいものになるとは思ってもいませんでした。・・・・

正直、全ての作品をリアルタイムで追いかけていたわけではりません・・・作品によっては配信待ちをしていたりしました。MCU全体を通して、なんというかものすごい熱狂というよりは緩やかに熱狂していました。そんな中でも『キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー/シビルウォー』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 1と2』はめちゃくちゃハマりました!本格的にアベンジャーズにお熱になったのはインフィニティウィーの情報がちょこちょこと出回り始めたころでした。トニーとスティーブどうなるんだ・・・とかガーディアンズどうやって絡んでくんだ・・・とか。

いろいろ気になり始めて気づいたらどっぷりはまっていました・・・

インフィニティウォーの公開を最初の予告解禁時(公開の半年以上前)から、好きな女の子の今年か考えられなくなったみたいな勢いで楽しみにして初日の朝一で見た日には、爆発してしまいそうになりました・・・

その時点で既にこの10年の全ての集大成で、感極まるというのを通り越した最高の大興奮映画だったけど、とんでもない終わり方をしたので、(本当に最強が終わった・・・)この1年公開を待ちわびていました・・・

そしていよいよ待ちに待って待ちまくったエンドゲーム

 

『敗北の傷を抱えながら、最強の逆襲(アベンジ)が始まるーーー』

 

 

まず、ホークアイの家族の消滅、ネビュラとトニーの暖かいやり取りにいろいろ落涙、その後あっという間にサノス討伐したのに驚きました。そこから止まることなき怒涛の感情への訴えかけが始まり3時間もあっという間でした。

 

ちなみに、「宇宙はじめての人?」って聞かれたときに3人すっと手を挙げるとこがなんかかわいかった笑

 

タイムトラベルをうまいこと使い、思い出のアルバムをめくるかのように、これまでのキャラ達、味方も敵も惜しげも無く登場しまくる、まるでご褒美というかクリスマスプレゼントこんなにくれるの!?!?!

という感じでもはやニヤけと涙が止まりません。

エレベーターのところとかウィンターソルジャーのシーンのセルフオマージュで、もうありがとう。

 

過去の世界でトニー、キャップ、ソーの人生においてとても大きな存在達との思わぬ再会は、胸にグッときました。

トニーとソーにはそれぞれの後悔や葛藤を乗り越える機会を、キャプテンには逆に未練をより高める機会を与えることで、それぞれのキャラのこれからというか結末の行動に繋がったように思います。

 

ソーについては、その姿に笑ったけど、ダークワールドからインフィニティウォーまであらゆる大切な人を失い続けて、復讐を果たしたとて、何も戻ることがない現実の虚しさを想像すれば、目的さえ失ったあの時、あぁなるしかなかったのかもなぁ…と切なく見えた。母親に会えたのは救いでよかった。

 

そして、ナターシャ・・・序盤からナターシャがとりわけいい空気だしすぎてると言うか、最初からずっと仲間思いで、敗北の穴埋めをするように、自然現象の地震さえなんとかしたいと思うほど自分を追い詰めている、きちんとセットしていた髪も伸び放題になっている姿に悲しくなりました。そして、私の目的は失ったみんなを取り戻したいだけ・・・みたいなこと言って、あぁ、これは、やめて、、とホークアイとのやり合いはもう泣いたというか、観てられませんでした。ショックすぎて・・・過去作観たら泣くよこんなの。

 

『絶対に負けるわけにはいかない、全てを懸けた最後の戦い』

 

こんな時間旅行の最中、過去サノスの不穏な企みが始動し始めていました。この過去サノスを今回のヴィランにすることで、前作では、大義のためと善悪で推し量れないような立ち位置だったサノスも、アベンジャーズの行動や自らの運命を知ったことで、考えが変わり完全に邪悪に振り切ってくれて良かった。

タイム泥棒作戦に成功した喜びを噛みしめる間も無く、この過去サノスが現在に襲来してきます。成功したんだ・・と静かに実感し始めた瞬間、空に浮かぶサノスの戦艦から尋常ではない量の爆撃が始まります。アベンジャーズ本部の地表ごと崩壊していく光景に希望から一気に絶望を感じさせられました。まさに最終決戦の開幕にふさわしい絶望の始まりーーー

 

「罠であっても奴と戦う」ビッグ3の3人の意志が一つになり、いよいよこれで決着をつけるときなんだとビリビリと体の細胞全てがざわめき始めました

しかし3人がかりでも歯が立たない無双ぶりで、ボコボコにされる3人を観てまたなんか込み上げてきて、ムジョルニアを手にしたキャップを見たソーの「やっぱりな!」に泣いて、(ウルトロンの時のおふざけのはこれへの伏線だったのか…と驚き)

 

それでもやられ、敵軍大進撃に絶望の瞬間、盾も砕かれ大軍を目の前にしても決して諦めず1人立ち上がったキャプテンの姿に、痺れて痙攣しかけていたら、サムから「on your left(字幕も吹き替えも左失礼!じゃないのが残念すぎ)」とウィンターソルジャーでのセリフで通信が入り、背後に出てきた魔法陣から全員集結のこの一連の流れには呼吸が止まりました。

 

アベンジャーズ!!!…アッセンブル…」😭😭😭👍

仲間のピンチに駆けつけるヒーローという超王道のシーンをその圧倒的な人数でこれでもかと見せつけてきてついに涙腺が崩壊しました。こういう形でボロボロ泣いたのははじめてです笑

 

戦闘の最中もいちいち濃い!

ホームカミングの時はハグする関係じゃないと言っていたトニーも再会に興奮して喋りまくるピーターを黙って抱き寄せたり、

スパイダーマンの瞬殺コマンドが実行されたり、

 

シビルウォーの時は、そんなの知らん!ってホークアイの自己紹介を一蹴したブラックパンサーがクリント!と呼ぶのとか、こういうこれまでの作品の些細な場面に対してキャラたちの成長や関係性の変化を見せてくれる場面が琴線を刺激しまくりました。

 

そして、ストレンジが1400万通りの1を示すと同時に、トニーの覚悟を後押しするように指を一本立てるところ、全てを察して、覚悟を決めるかのようなトニーの表情

 

圧倒的な力と、執念でアベンジャーズを、退けるサノス(ワンダとダンヴァースにはやばかったけど)に最後に立ち向かったアイアンマン!!

 

「私は、絶対だ!」と奢り昂ぶり勝ち誇るサノスに対して、

 

トニー「それなら、私は…アイアンマンだ」

 

あぁ、それをここで言うのかい・・・と崩れ落ちました、座ってたけど。

サノスの傲慢な、自身の存在が象徴であるような発言に対して、全ての始まりの言葉を皮肉としてここで使うとは…なんというセリフまわし…しかもそれがそれが最後の言葉だなんて。

 

その後はペッパーのもうゆっくり眠って。で体の水分が枯れかけて、娘のモーガンの好きな食べ物がチーズバーガーってのを聞いたハッピーの表情で枯れた。

まさかトニーが死ぬとは思ってなかったですね…

 

と思ったらキャプテンが、思わぬ姿で現れ、本当の人生を歩み、その薬指には指輪がはまっていたのを見て最後の一滴まで搾り取られた。

「目覚めたら70年が経っていた、それでも進むしかない」と悲しげな表情を浮かべたり、過去でペギーを窓越しに切なく見つめていたり、先に逝ってしまったペギーを見送ったり、どれだけ世界を救っても彼は心から幸せになれないと思っていました。

だからこそ、ほんとよかった、やっとダンス一緒に踊れてよかったな!!フォンデュしたかい!?キャプテン。

 

『最後にーーー』

 

 

全編を通してあらゆる場面や細かなセリフまでもが過去作品を活かした熱い演出ばかりで、最上級の集大成作品でありながら、1つの区切りとしてこれ以上ないほどに綺麗な見事な締めくくりでした!

 

心から信頼できる仲間に勝利の可能性を託して自己犠牲を果たしたナターシャ、自己犠牲の精神に生きたキャプテンに、本当の人生を与えたり、奔放なトニーがヒーローとして成長していき自己犠牲の果てに散る、

サノスの言う危惧すべき未来、それに対するアベンジャーズの回答とか高尚なものを期待していた自分もいましたが、エンドゲーム を見終わって、

そんな大いなる視点よりも、ナターシャが言っていましたが、目の前の大切なものやことのために、全力を尽くすこと。そこにヒーローとしての在り方を感じました。というか、全ての作品でみんなずっとそうして戦ってきてたもんなぁとしみじみ。何を今更アベンジャーズなりの回答とか思っちゃうところが、サノスにもやや共感してるってことだし間違ってました🙏それだけ魅力的な悪役だったと改めて感心致しました…

 

今作のタイムトラベルの概念が、過去を変えても、現在の状況は変わることはない。というもので、それはキャプテンがセラピーで言っていた「前に進むしかない」にもリンクしていると感じました。過去に気持ちを置き去りにするのではなく、目の前のことを「whatever it takes(何がなんでも)」やり切り、未来を切り開く姿を見せてくれたアベンジャーズ、ありがとう。愛を知る、全人類に捧げてくれて。最強の逆襲(アベンジ)でした。

 

親しみのあるキャラたちとあらゆる形で、ここでお別れするのは悲しく辛くもある一方、救いも与え、最高の有終の美だった。

 

たしかにキャプテン・アメリカのいない世界は寂しいよ、でも

本当にありがとう!!!

面白かったとか感動したというのは越えて感謝の気持ちがたくさん溢れました!これ以上に感動、興奮する映画鑑賞体験があるのでしょうか!?いろいろなシリーズ物を見てきましたが、ここまでの感情になったのはこの作品が初めてです。

こんなんファンへの最高のプレゼントだよ

 

世界興行収入アバターごえまであと少しのところで、6月27日本日公開は終了してしまいますが、特別版とかで追い越せそうですね!

公開期間的にはアバターに比べて圧倒的に短いにも関わらずものすごい勢いです。

 

最高の映画!!!!!

最高のプレゼント!!!!!

 

3000回愛してる。