ノクターナル・アニマルズ 感想
まず、オープニングがやばい。大変に失礼だが、見るのやめようかと思ったくらいに強烈な映像…しかも長い…芸術はわからん…
やばいオープニングを経て、主人公のもとに届く作家の元旦那の書いた新作小説。その内容はフィクションだが、読み進めるうちに次第にその小説に精神を囚われてしまう主人公…📖
その小説の意味するものとはなんなのか…
現在・小説・過去と3つの場面を交互に描き、見ているこちらは小説の胸のキリキリするような不穏な嫌~な内容を味わうのと同時に、主人公がなぜその小説に心をすり減らすのかを、回想を通じてなんとなく感じとることができる。それらが繋がり結末も完全に観客にゆだねるように締めくくられますが、まぁそういうことなのかなぁ。という程度のふわっとしたもので自分は見たままに受け取りましたが、
結末だけでなく、この映画自体への解釈こそが見る人によって変わるのでしょう!!
気になってネットで色々見ていたら、ブログに載ってた解説が凄すぎてびっくりしました。なるほどと素直に納得。自分の観賞後の感想とは全く違う考察が展開されていて、そのあまりの読解力に唸りましたね。
そんな一度で二度美味しい映画でした。解説を読むことまで含めて面白かったです。
ちなみに3パターンの場面は交互に描かれていても、どれが現在、小説、過去それぞれがちゃんと人物の若さや映像の色遣いなど分け方に工夫がされているので混乱しない作りになっていて見やすいし、考察が云々と書きましたが、難しい内容ではなく、
一言で言えば、主人公が小説を読んでる。それだけの映画です。
ちなみに自分は元旦那の復讐だと受けとった。これが1番見たままの感想な気がします。
車の車間距離はちゃんと取らないとね…渋滞の元になっちゃうし🚗